「空は青いのに・・・」F30


「映画カンダハール」より

空から落とされるものが爆弾や地雷でなく
 本であったなら・・・
おかしいことがおかしいと言える様になるだろう
 小麦の種であったなら・・・
飢えたお腹を満たしてくれるだろう
 義足であったなら・・・
地雷で失った足になるだろう

アフガンの女性は全身をブルカで覆っていた(現在も)
名前がなかったり言葉さえなかったと言う
ブルカの下に隠された目は何を見て 心は何を思っているのだろうか?
嘆いても 嘆ききれない・・・
映画を見て そこに
遠くに希望を見つめる目があった


「荷車のある風景」F4

菜の花が咲く頃 森の木々は様々な緑に萌える
積み藁があって私はこの風景に歓声をあげる
大好きな風景だから
そう だから大好きな荷車を置いてみた

「山の朝」F0
だいぶ前の事 熊本の人吉の山の中のある焼酎の蒸溜所
へ行ったことがある
山が幾重にも重なってその向こうから朝がやって来る
そこに佇む蒸溜所にはまだぼんやりと「あかり」が灯っていた
まるで時間が止まっている様
こんなところであの美味しい焼酎が生まれる!
分かる様な気がする

「まあるい花」F0


時々こんな絵が描きたくなる
ただまあるい花を
描いていても眺めていても「ほっと」する
何か心までも「まあ〜るく」なるのだ

「碌山を訪ねて」F4
碌山美術館を初めて訪れたのはもうだいぶ前
北アルプスの縦走をした時
教会の様な佇まいに荻原禄山の
有名な「女」と言う彫刻がある
ツタに包まれた緑の美術館に惹かれた


「花ぐるま」F6

花ぐるまに好きな花を投げ込んだこの絵は
これで4枚目!今また依頼され描いている
ブルーも好きな色でそれに近い色をランダムに・・・
今度はどんな花を?

 「小さな教会」F0



スイスで出会った小さな教会
そこから聞こえて来る鐘の音
今日も
穏やかであれ
 健やかで
  優しい笑顔であれ・・・と


「白い虹」P8


陽射し 霧 温度・・・
様々な気象条件が揃わないと現れないという「白い虹」
数年前テレビで知った
早速尾瀬に行ったが会えなかった
幻想的で不思議な魅力に惹かれた
いつか会えるかな?そう期待している
この絵は映像をふくらませて描いてみました


木道 「尾瀬」F2
尾瀬といえば木道 
延々と続く木道
一歩進むと風景が変わる
季節によっても お天気によっても・・・
様々な風景を見せてくれる


「まあるい花 その2」F0

母が亡くなったのは私が32歳 兄が42歳
いわゆる厄年
もっともっと生きていてほしかった
母が得意であったお料理を基に今息子と営んでいるレストランを
見てほしかった
 母を亡くしてしばらくした時思わずどうしようもない寂しさに
襲われた事がある
何気なく買ったお花「矢車草」
初めてスケッチした時まあるく まあるく描いた
その丸さは母の温もりだったかも?
しばらく窓辺に飾った花
それを思い出して描いてみた
天国から
「そのお味 もうちょっと お出しを!もうちょっと甘さを・・・!」
とハラハラしながら見ているかも?


 山野草「ヒトリシズカ」F0


森の中にひっそりと咲くヒトリシズカ
その花の白さを引き立たせながらそれでもやはり静かに咲いている
そんな花が好き


  「ネコジャラシ」F0

これも野草 「草」と言う人も・・・
しかし 茶蔵にはなくてはならないスタッフ!
かごにさり気なく生けると涼やかななんとも
言えない風情を醸し出してくれる


  「石仏」F2

いつだったか京都三千院で出会った石仏
苔むしたお庭にさり気なく佇んで
ご夫婦だろうか?
寄り添う姿に周りの空気はほっこり・・・


  「ポピー」

初夏 優しい風に優しく揺れるポピー
淡い色は花びらの薄さをいっそう薄くしてほのかに香る
儚さゆえに惹かれる花


 「白い十字架」F2
 
  「臭くて 蔓延って・・・」
 初めて描き個展をした時に求めてくださった方が
 発した言葉です
 その日以来その方は蔓延るドクダミを育てていらっしゃると言うこと
 です
  ドクダミは私にとって大好きで大切な絵のモデル
 何度も描きたい!そう思い何枚も描いて来た花
 真っ白な花びらが十字架の様でいつもタイトルは「白い十字架」


  「ブランコ揺れて・・・」F10

   孫のために作ったブランコ
   なんと私が一人で作った「孫のためならえ〜んやこ〜ら!」と
   その甲斐あってここ「茶蔵」に来ると先ずブランコに
   今一番上の孫は高一、中三 中二 小5と成長した孫たちだが
   それでも今まだ尚ブランコに集まる