「野菊の墓」をラジオで聞いて

NHKのラジオらじる文庫で伊藤左千夫の小説「野菊の墓」を聞いた
何と情景の美しさを美しい言葉で書くんだろう!と思った記憶が甦ってきた
読んだのは高校の頃かもしれない
 その時からだろうか?
いや もっと前から私は野菊の花が好きだ
秋 涼しい風が吹く頃にふるさとの野道によく咲いていた
白っぽいもの 淡い紫色のもの 濃い紫と色々あるが
いずれも小さく 可憐に咲いて
今も好きだ
庭のあちらこちらに植えてありこれから楽しめる
 息子たちによく言うことがある
「私が死んだら猫じゃらしか野菊を供えてね」と
それなら季節を選ばなければ・・・そんな冗談を言う
 
 主人公の政夫と民子 従姉弟同士の儚い恋の話
「民ちゃんは野菊の様 政夫さんはリンドウのよう」
そんな会話を交わし深く想い合うが民子は別な男に嫁ぎ子供を流産し亡くなってしまう
お墓まいりに訪れた政夫はお墓に野菊をいっぱい植える・・・

 今日も暑くて💦
ラジオを聴いたり 本を読んだり
そして
こんな言葉にも出会った‼︎
Live as if you were to die tomorrow.Learn as if you were to live forever.”

「明日死ぬかのように生きろ。永遠に生きるかのように学べ」