兄夫婦・・・

 
 温泉といわな料理 手打ちそばを・・・
40年営んでいた人気だった兄夫婦の店がコロナの影響を煽り昨年の暮れ閉店した
長男(甥)の意志を尊重しいろいろ葛藤はあったに違いないが今は前向きにそれぞれの道を歩み出した
 「それぞれが それぞれにゆく 春日和」

 「立ち止まり 後ずさりし足 前を向く
        我が人生の春もこれから」

 そんな兄夫婦が久々に我が家を訪れた
兄嫁は私の高校時代からの親友・・・
学生の頃よく友達が遊びに来ていた
ある時母は二人の独身の兄がいるので
「誰かうちの息子のお嫁さんになってくれない?」
「は〜い!」と手を挙げたのが今の義理の姉
その後姉は早稲田のラグビー部で怪我をし
寝たきりになられたお兄さんの看病を60年しつつ
レストラン 子育てと・・・
私には想像もつかない程のご苦労をされてきた

 そんな二人が「今は様々な肩の荷を下ろし
有り余る程の時間にも慣れ二泊3日の旅に来たのだ

 この度来るきっかけになったのは仏画家であった
私の父の襖絵を届けてくれる目的もあった
その絵を前に食べて 飲んで 笑って・・・

昨日帰る日には店の駐車場の砂利敷きや我が店で必需品の熊笹を
植えたりさんしゅうの木を植える事になっていた
働き者の義姉とそうでない兄、家の息子家族が来てあっという間に
終えることができた
さんしゅうは大好きな花木
まだ小さいけど黄色い可愛い花を咲かせている

 「庭のさんしゅうの木 
 鳴る鈴かけて ヨーホイ 
 鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれヨ〜♬」
 
 これは「ひえつき節」(宮崎民謡)この「さんしゅう」とは,「サンショウ(山椒)」なのか「サンシュユ」 なのか,確かに,興味ある話です。しかし,発祥の地宮崎県椎葉村の住民の話(村役場のHPによる)で は,「山椒」を「さんしょう」と歌うべきところを「さんしゅう」と訛っただけだとのこと。どうも,サンシュユに願 をかけるという伝承にあやかっただけというのがオチのようです。「庭木図鑑より」
山茱萸・・・こんな字を書くそう

「さんしゅうを植え終えし二人(兄夫婦)帰路に立つ」
「ラインにて「今着いた」との知らせあり」
お疲れ様でした、