これでもか・・・

8月6日に広島に落とされた原爆!
これでもかと今日9日には長崎に

アメリカ人の知人と戦争の事を話した事があった
原爆の悲惨さはよく知り理解されていた
戦争の事を私は、本や人から聞くだけなので戦争がなぜ起こったのか
なぜ原爆は落とされたのか勉強不足でよくわからないがその知人は
日本からの奇襲攻撃「真珠湾攻撃」の事を言っていた
ハワイに行った時、真珠湾に行き史料館を訪れた事があった
日本が如何にひどい事をしたかが書かれていてそこにいる事が
いたたまれなかった事を思い出す
「喧嘩両成敗」ではないがとにかく戦争が良くないことだけは分かる
8月9日は
「長崎の鐘」を聞き黙祷している
この曲は長崎医科大学(現長崎大学医学部)助教授だった永井隆氏が原爆爆心地に近い同大学で被爆した時の状況と、右側頭動脈切断の重症を負いながら被爆者の救護活動に当たる様を記録したもの(随筆)をモチーフに今、話題の作曲家小関裕二がサトウハチローさんの詩に曲をつけたそうです
長崎の鐘」とは、廃墟となった浦上天主堂の煉瓦の中から、壊れずに掘り出された鐘のことだそうです
 
 そして平和像を作られた北村西望の言葉を思い出します


あの悪夢のような戦争
身の毛のよだつ凄絶悲惨
肉親を人の子を
かえり見るさえ堪えがたい眞情
誰か平和を祈らずにいられよう
茲に全世界平和運動の先駆として
此平和祈念像が誕生した
山の如き聖哲それは逞しい男性の健康美
全長三十二尺餘
右手は原爆を示し 左は平和を
顔は戦争犠牲者の冥福を祈る
是人種を超越した人間
時に佛時に神
長崎始まって最大の英断と情熱
今や人類最高の希望の象徴

昭和三十年 春日 北村西望