風見鶏と言われた「やっちゃん」

やっちゃんとは何事!ってお叱りを受けるかも?
今日、パスポートの写真を撮る為に昔何度か撮っていただいた町の写真屋さんに出かけた
雨降りで髪が濡れて「大丈夫かしら?上手く撮っていただけるかしら?」「どうしようもないありのまま!」そんな事を思いながらドアを開けるとお部屋にだいぶ歳を取られた中曽根康弘元総理大臣のお写真に目が入った
一昨日亡くなられたとニュースで知った
同じ上州人と言う親しさもあるが昔実家(酒屋)に中曽根さんと従兄弟と仰る「油問屋」の社長さんがお見えになり、防衛大臣になられた中曽根さんを「うちのやっちゃんが・・・」と嬉しそうに話されていた事を思い出した。
「暮れてなお 命の限り 蝉時雨」
その歌の様に総理大臣、議員を辞められてから亡くなるまで「良い日本にして死んでいきたい」とずっと政治家であり続けた人だったと思う
大風呂敷を広げられる、夢を見られる政治家が育って欲しいとも仰っていらした
風見鶏と言われ続けたが芯がしっかりあり柔軟な考えをお持ちだったところはすごいと思った
  時々上州訛りがあってなんとなく親しみを感じていた
上州人としてご冥福を祈りたい