小説高田郁の「みをつくし」を読み終わって

   文庫本だけど久々10巻の小説を一気に読み終えた
料理人「澪」が主人公
料理人もどきの私は本当にはまってしまい読み終えた今、寂しくてならない
澪が働いているつるやの人々、心友野江、想い人で医師の源濟・・・
俎橋(まないたばし)、小さな稲荷神社・様々な風景・・・
などと別れたくない気持ちでいっぱい!
    本を読んでこんな気持ちになったのは「モンテクリスト伯」以来かも?
「食は天なり」「心星をみつける」(迷ったときには揺るがない心、心星を・・・)
医師が澪に言った言葉・・・
これが心に残った
いい言葉だった!
     そうこうしているうちにすっかり深い秋に・・・
落穂焼の香ばしい匂いが近くの田んぼから漂ってくる
からすうりも色好き木々も・・・
清少納言も言っているけど
夕暮れ時、うす紫色に染まるこんな秋が好きです