· 

コラムを読んで

    福井新聞コラム「越山若水」にこんな事が書かれていた
越前市出身の書家、石川九楊さんの対談記事をネットで楽しく読んだ。
 コピーライターの糸井重里さんが対談相手である。ともに「ことば」をなりわいにするので「書く」ことへの洞察が深い。なかには思わずうなる指摘もあった。
 その一つが「書は無声の音楽」というものだ。石川さんによれば垂直を意識して書かれた字は、縦の五線譜の上に並んだ音符。書家は作曲家で演奏家なのだという。
 字は形を持つ。だからといって書は具象的な表現ではなく、本来は抽象的で時間的。そこには音階が生まれている。だから書展では「決して音楽を流してはいかんのです」と
    そうかな?と私も頷いた
    かなり前だが星座を五線譜に乗せて音楽を作った人がいた。
なんと美しいメロディー!
まるで 空から美しい星が降りてきて音が紡がれた・・・そんな曲だったと記憶している
    良い美しい書にはリズムがあり音階が生まれるのだろう
少し分かる様な気がする
    音符が読めないながら35年も歌い続けている私だが絵を描いているので私の場合先ず詩を
絵にし歌っている様な気がする
     いつか、描いた絵から音楽が、詩が、感じられたら・・・と叶わぬ夢を見てしまう
そんな絵を描いて見たい!
       今日は春が一歩近ずいた様な暖かい日だった