上高地そして徳沢園

8月28日曇りのち晴れ
遅い茶蔵の夏休み、山を歩きたい!信州を・・・友達と上高地を歩き井上靖の小説「氷壁」の舞台になった「徳沢園」に泊まる♪そして「松本ぶらり」そんな旅の計画を立てた
朝早く4:30に起きお昼用のおにぎらずを作った。
友達のご主人様のお車で駅へ、新宿へ向かった
8時ちょうどの梓に乗った
信州に向かうに従って青空が広がった
もしかしたら晴れ女?
松本に近ずく頃電車の揺れに酔ってしまった!
     松本で松本電鉄に乗り換え懐かしい「新島じま」へ向かった。
私の電車酔いは続いていた
新島々から約1時間山道をバスで上高地に向かわなければならなかった。
どうしよう・・・そう思いながらお土産売り場のそばで酔いどめ薬の話をしているとそこのおば様が「ウヰスキーとさきイカがよく効く」そうおっしゃった「エッと!」思ったが「試してごらん、さきイカをよく噛んでちょっとだけウヰスキーーを」しかし売っているお店は遠くにある・・・
すると、そのおば様、「私の車を使って!ホラッ」と鍵を差し出してくださった
バスの発車時間は迫っている!藁をも掴む思いで・・・
バスに乗っておばさまの言う通り実践!その瞬間ムカムカしていた思いが嘘のようにスッキリと!本当に効いた!
お陰様でつづら折れの道をバスに乗りながら美しい景色を楽しむことが出来た
上高地に着くと青空がいっぱい、梓川が、穂高の山々が優しく迎えてくれた。「お久しぶり!」そんな想いでみんなでお昼!
デザートに高原アイスクリームを食べ明神池に向かった。「東山魁夷」の世界があった。
     いよいよ徳沢園へ、途中穂高の峰々を眺めながら歩いた。
約18.000歩、みんな健脚!夕食前にお風呂に浸かり疲れと汗を流した
明日、槍に登られる人とお話しも出来た。かつて登った山、懐かしかった。
ここから涸沢は近い!「登りたいね」みんなそう言っていた。
美味しい夕食と生ビール、ワインで乾杯🍻🍷!
程よい酔いが心地よくそれぞれのお話に笑ったり、涙したり・・・優しい、楽しい仲間に乾杯!だった!
    徳沢園の朝は小雨だった
しかし歩くほどに木々の中に光が当たり美しい景色がより一層美しかった
上高地は真っ青な空!河童橋から穂高が丸見え!
惜しみながら上高地にさよなら
新島々に着いたらあのおば様にお礼を言わなければ・・・
酔いがすっかり治った事を告げると本当に喜んで下さり、ずっと手をふって見送って下さった。
「感謝」
さて松本ぶらり、松本に詳しいお友達のおかげで美味しいものに、すてきなものに出会うことが出来た。
駅から近いところにあった美術館では懐かしい大好きな絵(田村一男)に出会い、松本出身の草間弥生さんの作品も!街はドット模様であふれていた(バス、マンホール、自動販売機)
5時前の梓で家路に着いた。
二日間で40.000歩近く歩いた。痩せたかな?いえいえ食べて飲んだからプラマイ0かな?