母校を訪ねて・・・

岳樺とフジバカマの群生する林
今回訪れた穂高牧場からは日本百名山の日光白根山、至仏山、皇海山(すかいさん)、赤城山が見えた
つい二ヶ月ほど前に尾瀬のワタスゲを見に帰ったばかり
今回の帰省は母校尾瀬高校のポスターを依頼されその打ち合わせ(母校を知る)ための帰省だった
尾瀬高校は元は沼田高校の分校だった  そして独立し武尊高校、そして尾瀬高校へとまるで出世魚のように成長し続けている学校!文部科学省で教育のあり方を尾瀬高校に学べ・・・と言われるほどになっていたり、秋篠宮が訪問されたり、とにかく、びっくり!
2・5日の日程だったけど本当に充実した時間だった
一昨日  は朝早くから同級生の戸丸君と武尊牧場でのアサギマダラ(蝶)のマーキングに参加させていただき林校長先生、小林教頭先生、理科部の生徒さん数人にもお会い出来とても楽しい経験をさせていただいた
  浅葱色をし、まだら模様があるから「アサギマダラ」・・・
樋村さんの説明をお聞きし納得!
私も初めてにしては上出来と小林先生におだてられながら8匹捕まえマーキングし、体重、身長を測りサヨナラを!
どこまで飛んで行くのだろうか?と、とても愛おしくなった
学ぶってこういうこと!と思った
  小林先生とはフジバカマが群生している岳樺の林の中アサギマダラの採集をずっとご一緒していただき沢山のお話をさせていただくことが出来た
尾瀬校を愛してやまない!そのお気持ちがストレートに伝わってきた
   それから午後やはり同級生の司君からのお誘いで片品の活性化の一環としてのイベントがあるという遊楽木舎(ゆうらぎしゃ)
http://www.oze-info.com/abc/へ・・・
そこも初めて
  遊楽木舎は沢山の人で賑わっていた
そこで松井先生(尾瀬高校の自然環境科を作りにあたって14年間ご尽力をいただいた先生)やOB,OGの皆さんにお会いすることが出来た
松井先生が「尾瀬高に又戻りたい!(今は前橋にある群馬県立中央中等教育学校の教諭)・・・」と、その様に仰っりその言葉で尾瀬校の素晴らしさ更にが分かった
遊楽木舎でのイベントに短い時間だったけど触れさせていただき


OB、Gの金谷くん、みきちゃんのお二人にもお話をお聞きすることが出来た
お二人とも目がキラキラと輝いて「尾瀬高校で育てていただいた!学ぶことを学べた!今、それが社会で、大学で生かされている!・・・と」自分の言葉でしっかりと話して頂き、
こんな若者がいるんだ!と鳥肌が立つほど感動した

   夜は兄夫婦 (義姉は武尊高校以来の親友です)甥夫婦が業っている「水芭蕉」で4人の同窓会!
そこで今日の出来事を皆に話し「私たちの頃と大違い!全てがすごく成長している!・・・」と盛り上がった
    そして昨日朝、やはり同級生の戸丸君と母校「尾瀬高校」へ・・・
自然環境科の建物に先ず驚いた!中に入って更に「こんな立派な施設がここにある?不思議だった!これが私たちの母校?」と
松井先生の後を継いでいらっしゃる理科部の先生(お名前をお聞きするのを忘れてしまいました)のとても丁寧な説明をお聞きするうち尾瀬校の素晴らしさがひしひしと伝わって来た
   少子化で生徒も減少する中、沢山の親子に訪問(見学)をして頂き 学ぶ内容等、学校側からの説明を続けたら 私のように「孫を入学させたい!」と思うのでは?
今度息子たち夫婦、四人の孫達(まだまだ小さいですが)を連れ見学をしたいと強く思った
私の知る限りの友人、知人に声をかけたいと思った
 



   こんな山間にこんな「学び舎」がある しかもここは母校・・・
感動と誇りをいっぱいにふるさとを後にした
・・・果たしてどのようなポスターに!
家に帰り今、大きなプレッシャーが体全体にのしかかっている
早くプレッシャーが楽しみになるようじっくりと練ろう思う
      
      


    b
木をふんだんに使った施設
木の香りがさわやか
借景は緑がいっぱい
学び舎とはこうあるべきかも?
山間にあるからこその贅沢かもしれない
後輩は優秀!
研究材料(武尊山、尾瀬など)がみじかにあるからこそできる研究の数々
決して知識だけでない実体験が出来る、いろいろな大学からの講師がいらして
講義もしている

可能なら今又入学し学びたいとも思った
棚の下に見える石、もしかしたら私のコレクション?大昔私の家を訪ねた理科の先生が「これは学術的価値がある」と言って持って帰ったことがあった!
・・・兎にも角にも収穫の多い旅だった
ふるさとが 山あいにある母校が本当に好きになった
ポスター、三月迄に仕上げないと・・・
少し寝不足だったけど帰りの車の中大好きな森山良子の曲を聴いたりヴァンヴェールのCD「祈り」を聴いたり夕方帰って来た