まどみちおさん

まどみちおさんが104歳で亡くなられた!
なんて優しい、温かい詩を書く方なんだろうと
思っていました
    若い時台湾に渡り工業学校を優秀な成績で卒業
され土木事業というお堅いお仕事をされていたそう
  ぞうさんの歌のことが
幾つかの新聞のコラムに載っていた
「象の子が鼻が長いねってからかわれた!でもしょげたりせず
そうだよ!お母さんも長いんだ!と誇らしげに
答えている歌だそう」
    そして上毛新聞のコラムにこんなことも・・・
<「いきもののくに」と言う詩に、はっとした。
〈一ぽ外へ 出てみると/アリの歩き方で/アリが 歩いている/チョウチョウの とび方で/チョウチョウが とんでいる(略)ああ いきもののくにだ/わかりきっているのに ここは!〉
「 詩人の川崎洋さんが著書『すてきな詩をどうぞ』で紹介しているまどさんのエピソードが好きだ。新聞で子どもの詩の投稿欄の選評を担当していた川崎さんは、まどさんの詩をまるごと
書きうつした作品を入選にしてしまったことがあった。
 まどさんにおわびの手紙を書いたところ、返信にこんな言葉があった。
〈これは本当によくあることで、私などは子供からラヴレターを貰(もら)
った感じで嬉(うれ)しいくらいです〉。まどさんの詩の言葉を読むようだ。 」と
      まどさんの「 詩の温かさ」「人となり」が少しわかったような気がする